今回も、宮沢賢治の作品を記録します。
オツベルと象、という作品です。
気のせいかこのオツベルと象、リズムがいいというか、テンポ良く読めました。
例えば次のくだりがそうです。
ところがそのときオツベルは、ならんだ器械のうしろの方で、ポケットに手を入れながら、ちらっと鋭く象を見た。
どうでしょう、一定のテンポを感じませんか?
次の小節も、リズムを感じます。
百姓どもはぎくっとし、オツベルもすこしぎょっとして、大きな琥珀のパイプから、ふっとけむりをはきだした。
途中で象の鳴き声に、「グララアガア」という表現がされているのだが、当時はそのような表現がされていたのでしょうか。
注文の多い料理店、でも登場する「くしゃくしゃ」という表現が、このオツベルと象でも登場します。
あまり良い意味では、オツベルと象でも、注文の多い料理店でも、使われていませんでした。
あまり良い意味では、オツベルと象でも、注文の多い料理店でも、使われていませんでした。
そして、一番最後の一節が、すごくひっかかりました。と同時に、この一節が、この物語に独特の雰囲気を与えている感じがします。
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