蒼穹
梶井基次郎
こんにちは。
今日も青空文庫から、梶井基次郎の蒼穹という作品をよみました。
この作品も檸檬と同様、ページ数が少なくて短時間で読むことができたので、繰り返して読みました。
最初のページでLotus-eaterという単語が出てきたので調べてみました。
1. ギリシャ神話で、ロータスの実を食べて安逸に暮らした人
2. 世事に無関心な夢想家
梶井基次郎は、彼の作品を読んでみると(まだ2作しか読んではないのですが)もしかすると、世事とは離れたところで安逸な生活がしたかったのではないかと思われてきます。実際にそのように生活していたのかもしれません。
この物語の季節は晩春。そんな午後に、主人公は空を眺めています。
紫色の空であり、その風景がやはり、僕の目にうっすらと浮かんできます。
紫色の空をイメージして、僕は綺麗な空が浮かんだのですが、というかたいていの場合、僕は空を見上げると、その壮大さにスカッとすることが多いのですが、蒼穹の主人公は違いました。
蒼穹、主人公も、梶井基次郎本人なのではないかと考えさせられますが、彼の目には、姿を変えゆく空が闇として映し出されています。
まだ日に沈まない空を闇に例えるような心情が、やはり気になりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿