こんにちは。
芥川龍之介の遺書を読みました。
子供たちへ宛てた内容に、
四若しこの人生の戦ひに破れし時には汝等の父の如く自殺せよ。但し汝等の父の如く 他に不幸を及ぼすを避けよ。
とあり、自分の子供に、父のように自殺せよ、と言い切れる芥川龍之介の精神に唖然としてしまいました。
でも、意外だったのは、遺書自体からはそれほど嘆きに打ちひしがれているような印象は伝わってきませんでした。
芥川文子宛てには、私情的な事ではなく、芥川絶命後に行うべき手続きが書いてあり、妻をおいて世を去ることにたいする後ろめたさは感じていなかったのだろうかと思いました。
この世で生きることが辛いために世を去る、というよりは、何か目的を果たすべく世を去る、というような意思を感じました。
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