2014年8月30日土曜日

ツァラトゥストラはこう言った 上

ツァラトゥストラはこう言った
氷上英廣 訳



みなさんこんにちは。
今回は、ニーチェの『ツァラトゥストラはこう言った』の上巻を読んでみました。

センター試験の倫理科目で暗記したことが懐かしく、それからニーチェに触れることはなかったのですが、神は死んだと言ったニーチェがどんな思想を持っているのか興味があり、手にとってみました。

あくまで自分の感想ですが、自分の中にある超人を認識することが人間にはできる、みたいなことが書いてあるのかなと思いました。

結婚と子供について、の章立てはとても人生の教訓となりました。
しかしこのようなことを深く考えていると結婚には至らないのではないかと思う節もあります。
結婚が二人の人間からより一層の超人を創造する事である。
子供が親の為に泣いている。
というのは親がまだ結婚するに値しない器のまま結婚したために子供が藻掻いていると読むことができるでしょうか。

また、行っていることが抽象的で不可解な印象を受けるところもあるのですが、力強い文体で生気を高めてくれます。
氷上さんの訳も、身体に心地よく染みてきます。

「すべての神は死んだ。これからは超人の産まれることを願う。」という有名な一節に辿り着いた時にはなにか神聖なものを感じることができました。

最近もっぱら数学や物理学ばかりに触れていたので、久しぶりに哲学的なものに当たってみて、なんでか心が浄化されてゆくような気持ちになりました。
やっぱり自分は理系頭ではないのかな、という疑念が生じています。

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