2014年2月23日日曜日

WORK SHIFT

みなさんこんにちは。
今日はWORK SHIFTという、ある種未来予想図的な内容の本を読む事ができたので、主観的な感想など交えながら印象的だったことや考えたことを書きます。




著者:リンダ・グラットン




時間と集中の重要性。
技能を磨くために長期間集中して打ち込むことが苦にならないことが大切である。

レヴィティンの研究では、ある磨きたい分野に10000時間を費やせるかどうかが重要であるらしい。
この10000時間という時間は、1日3時間割いても10年かかる。
もし今メインで携わっている分野から脱皮して、あらたな技術を磨き、それなりに発揮していこうと思えば、1日3時間をその分野に費やして大体10年かかる、という物差しを自分の中に持っておくといいかもしれない。

仕事を遊びと考えた方が仕事を愛せる。
そう思う。

趣味で学ぶ人を別にして、語学学習はもう必要なくなるかもしれない。

確かに、翻訳ソフトなどが進化しているが、やっぱり語学学習はまだまだ意義のあるものだと思う。
ソフトを通して理解するのと、自分の頭で、その言語のまま理解するのとでは根本的に違うと思う。 

幸福感の高さは、どれくらい親しい友達がいるかに強く関係する、という研究結果がある。

友達は大切にしないといけないなあ。
自分のウィークポイントかもしれない。


産業革命に続く、次の大きな革命が着々と進んでいる気がする。


リアルに顔を合わせることなく働くことが可能な世界。
自分のアバターを通して会議に出たり取引をしたり、アバターでコミュニケーションをとったりする世界。

でもそれが実際にできる業種は結構限られるとは思う。
たとえば教育関係とかは完全にバーチャルとか想像できない。

脱線するが、3Dプリンターの普及がおこると世の中どう変わるだろう。

もしかしたら、革命とは、起きるものではなく、少しづつ膨れていくものなのかも。

新興国の台頭で、世界で消費されるエネルギーの量もやっぱり気になる。

経済の話。
投資家たちが楽観的になると、投資額が大きくなる。
逆に悲観的になると投資は抑制される。
なので、いまはどちらかというと買い時なのかもしれない。
景気が上向き、株価が上昇していった場合、いつそのバブルが弾けるかは自分の判断であるので、そのタイミングをきちんと見極めることが大切なことだと感じた。


私が働くのは、充実した経験をするため。それが私の幸せの土台だ。

NHKの番組で、幸せになるお金の使いかた、というテーマを扱っていました。
その3つのうちの一つに、お金で経験を買う、というものがありました。
人間は、何かを経験することで幸せを得ることができるように造られているのかもしれません。

SNSで人と関わる時間が増える。

FacebookやTwitterなどの普及ぶりを見ていると、確実にそう言えると思う。


特に、物心ついたときには既にインターネットに触れる事ができた今10代から20代の人たちに関しては、テレビを見て過ごす時間をSNSを利用する時間が上回るようになるかもしれない。

ネット環境の整ったパソコン1台あれば稼げる時代である。
Freelancersに資金を入金してみようかと思った。
本格的にFreelancersで稼いでみようかと思う。


この本では、X世代、Y世代、Z世代という用語が用いられている。
Y世代、多分僕はY世代なんだと思うが、確かに、職場に学びを期待しているという傾向はあると思う。

その傾向を露骨に表すと、上司から「学生気分が抜けていない」と言われた経験が僕にはある。

実際に使用されている音楽制作ソフトウェア、シベリウスなど、実在するソフトウェアがワードとして登場するので、新たな発見もあった。

働き方の概念が変わる。確かに変わってきているかもしれない。


3つのシフトを行うことが大切である。第一のシフトは、様々な専門技能を深く、連続的に習得する必要がある。第二のシフトは、他の人たちとつながりあうことで何かを生み出す姿勢。第三のシフトは、自分が何をしたいかを真剣に考え、闇雲にではなく、先を見通して計画的に行動することが求められている。


確かに、大量消費を好む世界から、経験を好む世界に変化していると思う。

ウィリアム・ギブスン曰く、
「明るい未来はすでに訪れているが、あらゆる場に等しく訪れているわけではない」
らしい。

ゼネラリストからスペシャリストになるべし!
遊ぶことを念頭に、高度な専門技術を高めていくことが重要であると感じた。

サルトル曰く、仕事とは、意義を見出すこと。

キャリアの脱皮を成功させるためには、未知の世界にいきなり飛び込むのではなく、少し実験をしてからの方がいいかもしれない。

評判管理がビジネスの一角を担うかもしれない。

僕の親世代は、テレビに時間を奪われすぎている気がする。
少なくとも僕の両親はそうだ。
ドラマにスポーツ(スポーツはまだいい方かもしれない)、エンターテイメントなど、それらの既に作られたコンテンツを受動的に受け取るだけのことに時間を使う生き方は僕はしたくないと思った。

オーデスクというサイトは、フリーランサーの勤務態度をWebカメラを使って抜き打ちで監視するらしい。
なんか恐い。
もしそのとき着替えていたらどうしよう。

浅くて広い技術では高い報酬は望めない。
技術を磨いて実績を積み重ね、その実績をアピールして自分のブランドを築き上げて行く必要がある。

人文・社会科学研究者向けのHネットというものがあるらしい。


カリヨン・ツリー型のキャリア
従来の、20代から50代くらいにかけて能力が右上がりになりその後傾きが下降して行くようなキャリアではなく、ジグザクな形をしたキャリア。


ポッセを築こう。
ポッセ簡単に言うと、非常に信頼することができる仲間。


普段あまり行かない道を歩く
そこには新たな発見や出会いがある。
そして、そこに入る事になったときにはカメレオン化すると良い。


住みやすい都市ランキング。
日本では福岡と京都がランクインしている。
ヨーロッパの国々で多くランクインしている。
カナダではバンクーバーとモントリオール。

キケロは、深く語り合える友人を持つ事の大切さをローマ帝国の時代に既に説いていた。

古い約束事=お金を稼ぎ、物質を消費すること。
しかし、この古い約束事は崩壊してきている。
人は消費することで感じる事ができる幸せは、逓減していく。

最後に、自由から逃避することはせず(byフロム:自由からの逃避)
選択することを避けてはいけない。
その選択が自分にどう影響しようとも、その結果を受け止める精神が必要である。




エピローグの手前の節は凄く読んでいて胸高鳴りました。
まだエピローグは読んでいませんが、ここまで読んでいて明らかに読んでよかったと思える分析でした。

日本ではアメリカほど、この本に書かれていることは当てはまらないような気もしますが、段々と、現体制は変化しつつあるんだと思いました。
あと一度くらい読み返してみようかなあ。



2014年2月9日日曜日

ディケンズ短編集 (墓掘り男をさらった鬼の話)

ディケンズ短編集
小池 滋・石塚裕子訳
岩波文庫



 こんにちは。
今回は、学生の頃に英米文学概論という講義のテキストとして使用したチャールズ・ディケンズの短編集の中から、墓掘りの男をさらった鬼の話を読みました。


チャールズ・ディケンズについてメモ:
まず、チャールズ・ディケンズとはどのような人物なのでしょうか。
ディケンズは19世紀のイギリスの小説家です。
映画にもなった『オリバーツイスト』や彼の半自叙的長編小説『大いなる遺産』などの作品があります。
大いなる遺産は是非読んでみたい作品の一つです。
新聞記者から作家になった男です。
19世紀のイギリスといえば、産業革命のさなか、選挙制度や教育改革なども進んだ時期であろう。
人間が機会と同じような扱いがされていたような時代、だと思う。



墓掘り男をさらった鬼の話を読んで

ちょっとまとめてみます。

ゲイブリエル・グラブという墓掘りがいて、クリスマスにひとり酒をやっていると、鬼がやってきて色んな家族の事情を見せる。
ゲイブリエルは自分を見つめ直し改心する。
改心はしたものの、町には戻らなかったゲイブリエル。
町ではゲイブリエルにまつわる伝説めいた話が伝えられる。
数十年後にゲイブリエルは、リューマチを抱えて戻ってくる。

クリスマスにひとりで酒を飲んだって、決していいことはないと締めくくっているお話し。

すこし宗教の香りも漂ってくるお話しでした。
ひょっとすると、子供に童話感覚で親が話して聞かせることがありそうな話しだと思いました。

ゲイブリエル以外の人たちは皆、ささやかながらクリスマスの雰囲気の中で幸せそうですが、ゲイブリエルだけ寂しそうに見えます。
鬼が現れてから、ゲイブリエルはかなり狼狽えているようでしたが、もしかするとあの鬼たちは、サンタからゲイブリエルへのプレゼントだったのかもしれません。

この話でゲイブリエルは「墓掘り」として登場するのですが、彼はどうして墓掘りになったのか、このテーマでちょっとした物語が書けそうな気がします。

また、ゲイブリエルは町を離れている間、どこで何をしていたのでしょうか。
そして戻ってきたのは何故なのでしょう。

2014年2月5日水曜日

The One Minute BUFFETT (1分間バフェット)

こんにちは。
今日は、ふと手に取った一冊をご紹介します。

邦題:1分間バフェット   お金の本質を解き明かす88の原則
桑原晃弥 著


桑原さんは、バフェットのファンなのか、他にもバフェット関連の著書を持っているようです。本屋さんで著書をいくつか見かけました。

ベン・グレアムを僕は知らなかったのですが、バフェットが教えを乞いだ人物らしいです。

なかでもベン・グレアムの著書である『賢明なる投資家』は、バフェットが愛読した一冊でもあるみたいです。


¥3,990もするのかと、少々引き気味ですが、ちょっと読んでみたい気にはなります。

この1分間バフェット、1ページ1分くらいで読めるのでこういうタイトルなのかと推測できますが、啓蒙的な要素が強いのかな、と思いました。
彼の思考法を汲み取ることでモチベーションが向上しました。

投資のこと以外にも、バフェットの思考法が書いてあり、参考になりました。

株で大儲けと聞くと、あまり良いイメージは湧きませんが、ウォーレンバフェットは人柄も良いみたいです。


やっぱり、小さい時からの積み重ねには敵わないな、と思う一節がありました。

雪だるまを大きくするのに10年遅かったら、ここまで大きくなっていなかっただろう。

みたいな事が書いてあって、それはそうだなあと納得したと同時に、自分は何を小さい時から積み重ねることができているだろうと考えても、それほどシックリくるものがなかったのでガッカリもしてしまいました。

なんせ、彼、ウォーレンバフェットは、6歳でチューインガムの事業を始めているのですから、天性の商売人という気がします。
また、コカコーラの王冠を集めて売り、どの種類の王冠がよく売れるか分析していたというから驚きです。

6歳、どういう環境で育てばそういうことになるのでしょうか。

彼にはゆるぎない原則があるようで、投資する時にはその原則を忠実に守っているようです。
ニューヨーク州のウォールストリートをそのシステムの観点からあまり好ましく思っておらず、いまでも幼い頃に買った家で慎ましく暮らしているそうです。

幼くしてお金から自由になったウォーレンバフェットですが、彼についてもっと詳しくしりたいと思いました。
以下の三冊の本をリストアップしておきます。
いつか買って読んでみたい本にピックアップしてみました。
読んだ事があるというかたは、感想等頂ければ嬉しいです。